ビジネス関連のことを徒然なるままに…

ビジネスidiomを日常社会人生活と絡めながら1つずつ例文で使っていこうと思います。

【本日のビジネスidiomと小話】in the pipeline

私が所属する会社はとにかくキックオフが遅い。
それにもかかわらず、会社として、この「キックオフ」 という言葉が大好きで、現実にはキックオフしていないのに「キックオフミーティング」 が頻発するというおかしな事態が起こっている。
グローバル化が進み、 インターネットを使って様々な情報が簡単に、 瞬時に世界中に拡散する社会となり、 世界各地で生じる小さな地域的な流行も、 場合によっては世界中を巻き込んだ大流行に発展する可能性を秘めるようになっている。
そんな中、製造業はそれらの情報に常にアンテナを張り、 最新の流行だけでなく、 未来の流行予測まで行った上での商品開発が必要になっている。
これはかなりの難題であるが、 これができる企業とできない企業とで、 今後数十年間に成長できるか衰退していくかの差が生まれるのは明白である。
私の会社はそんな中、着想→開発→ 商品化までに多大な時間が掛かる。そのため、 せっかく画期的なアイデアが出てきても、 そのアイデアが商品となって日の目を見るのはだいぶ先になってしまい、結果的に「流行に乗り遅れている」 という状況に陥るのである。
たくさんの計画・プロジェクトは同時多発的に進行しているが、 果たしてその中のどれくらいが実際にこの世にローンチするのか、 そしてそれはいつになるのか。
スピード感が大変重要になっているこのご時世、 どれくらいの企業が、 ますます加速する世界の流行変化のスピードについていけるのだろうか。

My company has several projects or plans about creation and production, and they are in the pipeline.
However, the market trend is changing all the time and some of us can be late to the trend. Manufacturers need to be sensitive to the trend and these trend-sensitive companies will be growing more and more in the future.